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パスワード管理アプリの選び方|iPhone・Android標準で足りる人と、NordPass・1Password・Bitwardenが要る人【2026年】

パスワード管理アプリの選び方|iPhone・Android標準で足りる人と、NordPass・1Password・Bitwardenが要る人【2026年】

※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。

Apple製品だけならAppleの「パスワード」アプリ、Android中心ならGoogle パスワード マネージャーで足ります。端末が混ざる家族やOSに縛られたくない人は専用アプリが合い、無料で使うならBitwardenの無料版が端末数の制限なしです。

専用アプリの料金・無料版の範囲・対応OS・パスキーへの対応は、NordPass・1Password・Bitwardenの公式ページを2026年11月6日に確認して表にしました。どれも同じ条件で使い比べた結果ではありません。

先に、あなたがどれに当たるかを確かめてください

パスワード管理アプリは「使い回しをやめるため」の道具

パスワード管理アプリを使う理由は、サービスごとに違う長いパスワードを、覚えずに使えるようにすることです。総務省も、使い回しをしないことと、パスワード管理ツールを使うことを勧めています。

総務省の「国民のためのサイバーセキュリティサイト」は、次のように書いています(推測できる簡単なパスワードを利用しないようにしよう・2026年11月6日確認)。

  • 「パスワードを複数のサービスで使い回さない(定期的な変更は不要)」
  • 「パスワードを覚える必要のない、パスワード管理ツールを使うことも推奨されます。」
  • 「より安全性を高めた認証の方式として、多要素認証や二段階認証があります。」

1つのサービスから漏れたIDとパスワードが、ほかのサービスでも使われていると、そのまま別のアカウントにも入られてしまいます。管理アプリはこの連鎖を断つためのものです。ただし、管理アプリを入れても、偽サイトに自分でパスワードを打ち込めば防げません。後で説明するパスキー(パスワードの代わりに、端末の指紋・顔・PINでログインする仕組み)は、この点で一歩進んだ方法です。

Appleの「パスワード」アプリで足りるのは、Apple製品が中心の人

iOS 18・iPadOS 18・macOS Sequoia以降なら、無料の「パスワード」アプリでパスワード・パスキー・確認コードをまとめて管理できます。Windowsでも、Windows用iCloudを入れればChrome・Edge・Firefoxで自動入力できます。

Appleのサポート記事(パスワードアプリでパスワードやパスキーを作成・管理し、Apple製デバイス間で共有する)で確認できる主な機能は次のとおりです。

  • パスワード・パスキー・Wi-Fiのパスワード・確認コードを1か所で見られる
  • iCloudキーチェーンで、承認したすべてのApple製デバイスに同期する
  • 「共有グループ」で、パスワードやパスキーを家族や信頼できる相手と共有できる
  • 推測されやすいパスワード・使い回し・既知のデータ漏洩で流出したパスワードを警告する
  • 2ファクタ認証の確認コードを保存し、自動で入力できる

自動入力は、「設定」(Macは「システム設定」)→「一般」→「自動入力とパスワード」→「パスワードとパスキーを自動入力」をオンにします。

Windowsパソコンも使う人は、Windows用iCloudの「iCloudパスワード」の拡張機能を有効にすると、Google Chrome・Microsoft Edge・Firefoxで保存したパスワードを使えます(Windows用iCloudユーザガイド)。

足りなくなる場面:家族の中にAndroidを使う人がいて、その人とも共有したいとき。Appleの説明はApple製デバイス間での共有を前提にしていて、Androidを使う家族と共有する方法は案内されていません。

Google パスワード マネージャーで足りるのは、AndroidとChromeが中心の人

Google パスワード マネージャーは、AndroidとChromeに組み込まれていて、インストールは要りません。iPhoneでも、自動入力の提供元をChromeにすれば、アプリやサイトに入力できます。パスキーの保存もできます。

Googleの公式ページ(passwords.google・Google パスワード マネージャーを使ってみる・Chrome でパスキーを管理する)で確認できる要点です。

  • 「すべてのプラットフォームの Chrome とすべての Android アプリに組み込まれて」いる
  • 保存したパスワードがインターネット上に漏洩した場合に通知する(パスワード チェックアップ)
  • パスキーを作成してGoogleアカウントに保存できる。パソコンでは Windows 10 以降・ChromeOS 129 以降・Mac・Linux で保存できる(Macでは、iCloudにログインしていれば、Google パスワード マネージャーの代わりにAppleの「パスワード」に保存することもできる)
  • iPhone・iPadでは「設定」→「パスワード」→「パスワードを自動入力」→「Chrome」を選ぶ
  • ほかのパスワード管理ツールからの読み込みと、書き出し(エクスポート)ができる

Googleは、保存したログイン情報を守るために、Googleアカウントに再設定用の情報を追加し、2段階認証プロセスを有効にすることを勧めています。Googleアカウント自体が乗っ取られると、保存したパスワードもすべて危うくなるためです。

足りなくなる場面:iPhoneでSafariを主に使っていて、Chromeを自動入力の提供元にしたくないとき。また、パスワード以外の書類やファイルも暗号化して保管したいときは、専用アプリのほうが向いています。

専用アプリ3つは、無料版の範囲と料金の払い方がそれぞれ違う

専用アプリは、OSやブラウザを問わずに同じ保管庫(パスワードなどを暗号化してまとめて保存しておく場所)を使えるのが利点です。NordPass・1Password・Bitwardenの3つは、どれもWindows・Mac・iPhone・Androidで使えます。違いが大きいのは、無料版の有無と範囲、料金の通貨と初年度の割引の条件です。

料金は、NordPassが円、1PasswordとBitwardenが米ドルで公式の料金ページに表示されているため、表も各社の表示のまま載せています。米ドルの料金を円に直した額は為替と税で変わるので、この表では計算していません。

確認する点NordPass1PasswordBitwarden
無料版あり(Free)。料金ページの比較欄では、複数の端末で使う機能・パスワードの健全性の点検・漏洩の検索は含まれない(同じページのよくある質問には、無料版の特長として「デバイス間の自動同期」とも書かれていて食い違う)なし(14日間の無料体験のみ)あり(「ずっと無料」)。端末数・パスワード数は無制限
個人向けの料金Premium:2年プランで月あたり¥280(最初の27か月で¥7,560)。1年プランは月あたり¥380(最初の12か月で¥4,560)Individual:月あたり$2.99(年払い・新規の初年度のみ)。通常は月あたり$3.99プレミアム:月あたり$1.65(年額$19.80)
家族向けFamily:6アカウント。2年プランで月あたり¥380(最初の27か月で¥10,260)Families:5ユーザー。月あたり$4.49(初年度)・通常$5.99家族:最大6ユーザー。月あたり$3.99(年額$47.88)
税・通貨円表示・税抜(VAT別)米ドル表示(円の表示なし)米ドル表示・税別
対応OS・ブラウザiOS・Android・Windows・macOS・Linux/Chrome・Firefox・Safari・Opera・EdgemacOS・iOS・watchOS・Windows・Android・Linux/Chrome・Safari・Edge・Firefox・BraveWindows・macOS・Linux・Apple(iPhone等)・Android/Edge・Chrome・Safari・Firefox・Opera・Brave など
パスキー保存・管理できる(公式のChrome拡張の案内)対応(「二要素認証、生体認証、パスキー」)全アカウントで「パスキーの管理と利用」
返金・お試し30日間返金保証。Freeに30日間のPremium無料体験つき14日間無料(クレジットカード不要)プレミアム・家族に無料体験あり(日数は料金ページに記載なし)

2026年11月6日時点。出典:NordPass 料金・NordPass 拡張機能/1Password 個人と家族向けの料金/Bitwarden 料金とプラン・Bitwarden ダウンロード。比べる製品は、個人向けと家族向けのプランを持ち、Windows・Mac・iPhone・Androidで使える専用アプリのうち、「パスワード管理 おすすめ」の検索結果の上位の記事で取り上げられている3つを選びました。このほかにも専用アプリはあります。NordPassの料金ページは、日本語のURLでも本文が英語で表示されます。

料金の見方で気を付ける点が2つあります。

  • NordPassの2年プランは「最初の27か月」の金額です。更新後の料金は料金ページに書かれていないので、申込画面で確かめてください。
  • 1Passwordの$2.99は、1Password.comで年払いで新しく契約した人の初年度だけの価格です。公式は「Google Play、Apple App Store、その他の第三者アプリストア経由でのご契約には、プロモーション価格は適用されません」と書いています。

NordPassの料金・無料版を公式で確かめる

Free・Premium・Familyの違いと、30日間の返金保証の条件は公式の料金ページにあります。

NordPass 公式の料金ページを見る

お金をかけずに専用アプリを使うなら、Bitwardenの無料版が端末数の制限なし

無料で複数の端末に同じ保管庫を使いたいなら、Bitwardenの無料版が合います。公式は端末数・パスワード数を無制限としています。NordPassの無料版は、公式の料金ページが「複数デバイスでのアクセス」を含まれない機能に挙げる一方、同じページの別の箇所には「デバイス間の自動同期」があるとも書かれています。複数の端末で使うつもりなら、申し込む前に公式で確かめてください。

無料版の範囲を、公式の書き方のまま並べます(2026年11月6日確認)。

  • Bitwarden:「今すぐ、基本的なパスワード管理を始めましょう。ずっと無料です。」すべてのアカウントに「デバイス数・パスワード数は無制限」「パスキーの管理と利用」「別のユーザーと無料で共有」「暗号化エクスポート」が含まれます。ファイル添付・緊急アクセス・保管庫の健全性レポートなどは有料のプレミアムです。
  • NordPass:料金ページの無料版の比較欄では、「Access on multiple devices」(複数デバイスでのアクセス)が含まれない機能になっています。一方、同じページのよくある質問は、無料版を「unlimited password storage, automatic sync across devices, autosave, and autofill」(パスワードの保存は無制限・デバイス間の自動同期・自動保存・自動入力)と説明し、有料版の違いを「password sharing and the ability to switch between devices without the need to log in」(パスワードの共有と、ログインし直さずに端末を切り替えられること)としています。同じページの中で書き方が食い違っているため、無料版を複数の端末でどこまで使えるかは、この記事では決められません。無料のまま2台以上で使いたい人は、無料版に付く30日間のPremiumの無料体験が終わった後に、2台目の端末で同じアカウントにログインし、保存したパスワードが出るかを確かめてから使い続けてください(出なければ、端末数を無制限としているBitwardenの無料版が候補です)。
  • 1Password:無料版はありません。14日間の無料体験の後は有料です。
  • Apple・Google:OS・ブラウザの機能なので追加料金はかかりません。

選ぶときは「使う端末の組み合わせ」と「引っ越しのしやすさ」を先に見る

選ぶ前に確かめたいのは、家族を含めて使う端末とブラウザの組み合わせ、パスキーへの対応、ほかのアプリへ移すときの書き出しの手段の3つです。料金は、その3つが合うものの中で比べます。

  1. 端末とブラウザの組み合わせ:自分と家族の端末(iPhone/Android/Windows/Mac)と、ふだん使うブラウザを書き出します。全員がApple製品ならApple、全員がAndroidとChromeならGoogleで足ります。混ざるなら専用アプリです。
  2. 家族との共有:家族向けの人数は、NordPassが6アカウント、1Passwordが5ユーザー、Bitwardenが最大6ユーザーです。
  3. パスキー:この記事で取り上げた5つ(Appleの「パスワード」アプリ・Google パスワード マネージャー・NordPass・1Password・Bitwarden)は、どれも公式ページでパスキーの保存や利用に触れています。
  4. 書き出し・読み込み:Appleは「パスワードを読み込む」「パスワードを書き出す」の手順を、Googleは書き出しと他ツールからの読み込みを、Bitwardenは「暗号化エクスポート」を公式で案内しています。あとで乗り換えられるかは、ここで決まります。
  5. 管理アプリそのものの鍵:Apple・GoogleならApple Account・Googleアカウント、専用アプリならそのアプリのアカウントが、すべてのパスワードの鍵になります。この鍵となるアカウントには、二段階認証を設定しておきましょう。

VPNとパスワード管理アプリは守るものが違うので、片方では代わりにならない

VPNが守るのは通信の中身で、パスワード管理アプリが守るのはログイン情報の使い回しです。VPNを使っていても、パスワードを使い回していれば、漏れた先から別のアカウントに入られます。逆に、パスワード管理アプリは公衆Wi-Fiの通信を暗号化しません。

NordVPNを検討している人は、プランによってパスワードマネージャーが付くかどうかが変わります。NordVPNの料金ページ(2026年11月6日確認)では、「クロスプラットフォーム対応のパスワードマネージャー」はベーシックプランに含まれず、コンプリートプランとエリートプランに含まれます。コンプリートプランの2年契約は月あたり¥680(最初の27か月で¥18,360)、更新価格は年¥34,680です(消費税が適用される場合があります)。

すでにApple・Googleの標準機能や別の管理アプリで足りている人は、パスワードマネージャーのためにNordVPNの上位プランを選ぶ必要はありません。コンプリートプランには、パスワードマネージャーのほかに、パソコン向けのウイルス対策の機能(料金ページの名前は「次世代のウイルス対策」)も含まれます。VPN・パスワード管理・ウイルス対策を1つの契約にまとめたい人なら、比べる候補になります。Nordの製品の関係はNord Securityの製品ガイドに、VPN付きのセキュリティソフトとVPN単体の違いはVPN付きセキュリティソフトとVPN単体の比較にまとめています。

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NordVPNのプランごとの中身を公式で見る

パスワード管理アプリについてよくある質問

Q. パスワード管理アプリは無料のもので大丈夫ですか?

使う端末がApple製品だけ、またはAndroidとChromeだけなら、無料の標準機能で足ります。端末が混ざるなら、Bitwardenの無料版も選べます。

Bitwardenの無料版は端末数・パスワード数が無制限で、パスキーも使えます(Bitwarden 料金とプラン・2026年11月6日確認)。NordPassの無料版は、複数の端末で使えるかどうかの書き方が公式の料金ページの中で食い違っています(詳しくは「お金をかけずに専用アプリを使うなら」の見出し)。

Q. iPhoneとWindowsパソコンを両方使うときは、どれがよいですか?

Appleの「パスワード」アプリのまま、Windows用iCloudの拡張機能でChrome・Edge・Firefoxに自動入力できます。Chromeを主に使う人は、Google パスワード マネージャーに寄せる方法もあります。

Google パスワード マネージャーをiPhoneで使うときは、「設定」→「パスワード」→「パスワードを自動入力」で「Chrome」を選びます(passwords.google)。Windows用iCloudの手順はWindows用iCloudユーザガイドにあります。

Q. パスワードは定期的に変えたほうがよいですか?

流出していなければ、定期的に変える必要はありません。総務省は、定期的な変更よりも、使い回しのない固有のパスワードを設定することを求めています。

総務省の「国民のためのサイバーセキュリティサイト」の原文は「定期的に変更するよりも、機器やサービスの間で使い回しのない、固有のパスワードを設定することが求められます」です(総務省・2026年11月6日確認)。流出の通知を受けたパスワードは、すぐに変えてください。

Q. パスキーに対応しているのはどれですか?

この記事で取り上げたApple・Google・NordPass・1Password・Bitwardenは、どれも公式ページでパスキーの保存や利用を案内しています。パスキーが使えるかは、ログインするサービスの側の対応にもよります。

Googleは「パスキーは作成された対象のアプリやウェブサイトのみと関連付けられるため、パスキーを使用して不正なアプリやウェブサイトにログインしてしまうことはありません」と説明しています(Chrome でパスキーを管理する)。

Q. VPNを使っていれば、パスワード管理アプリは要りませんか?

要ります。VPNは通信を暗号化するもので、パスワードの使い回しによる乗っ取りは防げません。

VPNとセキュリティソフトの役割の違いはVPN付きセキュリティソフトとVPN単体の比較で、VPNそのものの安全性は無料VPNは危険?で説明しています。

この記事の料金・仕様は、2026年11月6日に各社の公式ページで確認したものです。料金は変わることがあるため、申し込む前に公式の料金ページと申込画面の金額を確かめてください。この記事は各アプリを同じ条件で使い比べた結果ではありません。

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