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この記事でわかること
  • Googleが中国で使えないけどその理由は?
  • 中国でGoogleサービスを使う方法は?
  • 中国でGoogleサービスを使うことができるおすすめのVPNは?

中国がインターネット規制をしているのはよく聞く話ですが、その実態をみなさんはご存じですか?

日本人がお仕事、プライベートでよくつかうGoogleのサービスも、実は規制の対象となっています。

Google検索も、Gmailも、YouTubeも。。。中国では使うことができないんです。

この記事では、そんな中国とGoogleの関係について紹介します。

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Googleが中国で使えない理由

Googleは2006年にGoogle Chinaの検索エンジンを発表し、中国での検索サービスを開始しました。

Googleの中国語表記は「谷歌」、拼音では「GuGe」と表記され、無理やりカタカナで読み方を表すと「グーガー」という感じです。

中国の検索エンジンでは、1位の百度(バイドゥ)の約6割についで、2位の約3割と大きなシェアをもっていました。

しかし、中国では政府によるネット検閲の影響で全ての検索結果を表示することができず、また2009年12月〜2010年1月に中国政府に批判的な活動家のGmailアカウントに対して、中国国内からサイバー攻撃があったことから、Googleは2010年3月に中国の検索サービスから撤退しました。

今では、中国でGoogle検索および、その他Google関連のサービスを使用する事はできなくなっています。

中国でGoogle及びその他のWebサービスやSNSが使えない理由としては、下記の理由が考えられます。

反政府活動や政府批判の抑制

Googleは中国から撤退しており、Googleのサーバーは中国外にあることから、中国ではGoogleの検索結果を検閲することができません。

海外のWebサイトには、中国政府に批判的な事を書いている記事も多くありますが、そういった記事を中国で自由に閲覧される事は、中国政府にとって都合が良くありません。

Google検索やYahoo検索が使えない為、中国では中国の検索サービスの百度(バイドゥ)が多く使われます。

中国の検索サービスであるため、中国政府に都合の悪い内容は検索できません。

中国政府にとって都合の悪い内容の検索をできなくして、国民が反政府的な思想を持たない様にしています。

海外動画サービス(YouTube)の閲覧禁止

Googleは2006年にYouTubeを買収し、傘下に収めています。

YouTubeは世界最大の動画サービスであり、世界中から動画が投稿されています。

世界中の動画を見れますが、中には中国政府に批判的な内容の動画もあり、中国政府にとっては国民が自由に閲覧できると都合が良くありません。

国内のインターネット関連企業の保護・育成

インターネット関連企業は、今も昔もGAFA+Mをはじめとして、アメリカ企業が世界の最先端となっています。

そんな海外企業に、世界最大のマーケットである中国で自由に競争をさせてしまうと、アメリカ企業よりもだいぶ遅れをとっていた中国企業に勝ち目はありませんでした。

アメリカをはじめとする海外企業をマーケットから締め出した事で、中国の多くのインターネット関連企業が大きく成長をしました。

検索サービスでは、百度(バイドゥ)が中国では約7割以上とダントツのシェアを持っており、中国版Googleとも呼ばれ、中国だけではなく世界に影響を与える大企業へと成長しています。

Googleサービスを中国で使うためには

Googleサービスを中国で使うためには、いくつかの方法があります。

中国に在住しているか、または出張や旅行で中国に行くかで状況が違いますが、下記に代表的な方法を紹介します。

VPNに接続する

中国在住者がGoogleサービスを使用する際に最も良く使われる方法は、VPN接続です。

VPNに接続をすれば、中国からでもGoogleサービスをはじめとして、海外のWebサービスやSNSを自由に使うことができます。

VPNサービスは多くありますが、かべネコVPNは中国からでもつながるおすすめのVPNサービスです。

 

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VPN付きのポケットWi-Fiを使用する

レンタルのポケットWi-Fiの中には、VPN付きのものがあります。

VPN付きのポケットWi-Fiをレンタルして使用すれば、中国でもGoogleサービスを使用できます。

出張や旅行で中国に行く際は、検討しても良いでしょう。

中国旅行におすすめのレンタルWiFiを中国在住者が紹介!1ヶ月未満〜長期間でも失敗しないVPN付き通信の選び方 中国旅行におすすめのレンタルWiFiを中国在住者が紹介!1ヶ月未満〜長期間でも失敗しないVPN付き通信の選び方

香港のSIMカードを使用する

出張などで中国に行く頻度が多い方は、香港のSIMカードを使用する事もおすすめです。

香港は中国本土のネット検閲対象エリア内のため、中国でもGoogleサービスの使用ができます。

ローミングを使用する

方法として一番簡単なのは、日本のSIMカードでローミングを使用することです。

通常ローミングはOFFになっていますが、ONにすることで日本の通信会社経由でネット接続ができます。

日本の通信会社経由なので、中国のネット検閲にも引っ掛からずに、Googleサービスの使用ができます。

しかし、日本のSIMカードで海外からローミングをすると、非常に高い料金がかかってしまうため、おすすめはできません。

中国の類似サービスを使用する

中国ではGoogleサービスの使用を諦め、中国の類似サービスを使用することも一つの方法です。

検索サービス、動画サービス、地図サービス、メールサービスなど、ほとんど全てのサービスにおいて中国に類似サービスがあります。

まとめ

この記事では、Googleが中国で使えない理由と、Googleサービスを中国で使う方法を紹介しました。

Googleは中国で禁止されていて通常は使えませんが、いくつかの方法で使うことは可能です。

その中でも一番おすすめの方法が、VPN接続です。

VPN接続をすればGoogleサービスを使えるだけでなく、その他の海外のWEBサービスやSNSも自由に使え、セキュリティレベルも上がります。

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