中国でVPNが「使えない」「繋がらない」場合、主に3つの原因が考えられます。①無料VPNや機能が弱いVPNを使っている、②渡航後にVPNをインストールしようとした(App Storeが規制されている)、③VPNのプロトコルがグレートファイアウォールに検出・ブロックされた、です。この記事では状況別の解決策を解説します。
中国でVPNが「使えない」「繋がらない」場合、主に3つの原因が考えられます。①無料VPNや機能が弱いVPNを使っている、②渡航後にVPNをインストールしようとした(App Storeが規制されている)、③VPNのプロトコルがグレートファイアウォールに検出・ブロックされた、です。この記事では状況別の解決策を解説します。
VPNは中国では必須です。制限無く海外のWebサイトやWebサービスにアクセスをするために必要なものです。
そんなVPNを中国で使用していて、下記の様な心配をされたり、疑問をお持ちでは無いでしょうか?
- VPNを使用しているけど、違法ではないのか?
- 違法なVPNを使用していて、摘発される恐れは?
- そもそも、なぜ中国では厳しくインターネットが規制されているの?
中国はVPNの使用が規制されている?
中国ではインターネットが厳しく規制されており、日本を含む海外のWebサイトやWebサービスへのアクセスが制限されています。
そんなアクセス制限を回避できるのがVPNです。
VPNを使用すれば、ほとんどの海外のWebサイトやWebサービスを使用する事ができます。
中国でのVPNの規制について
中国では法律でVPNが規制されており、中国国内でVPNの使用が発覚すると逮捕されても文句は言えません。セカイVPNなど中国国内から新規契約できるVPNはありますが、できれば日本にいる間に契約などの手続きは済ませておくのがおすすめです。また中国は政治的イベントなどたびにVPNをブロックする動きを強めるため、中国のVPN規制にうまく対抗できるVPNサービスを選ぶ必要があります。
中国でVPNが規制されている根拠
1996年に発表された「中华人民共和国计算机信息网络国际联网管理暂行规定」という、コンピューターネットワークの管理暫定規程の中の第六条と第十四条に、下記内容が記載されています。
- コンピューター情報ネットワークは、政府に認可されたものを使う事
- 独自のネットワークを作ったり使用する事はできない
- 違反をした者は15,000元以下の罰金に処す
1996年に発表された規定のため、VPNという単語は使われていませんが、この規定がVPNが違法とされている根拠になります。
また、2017年にはサイバーセキュリティ法が施行され、VPNのさらなる規制強化がされています。
これに伴い、特に無料のVPNがブロックされて使用できなくなったというケースも出てきています。
中国で違法なVPNを使うと摘発される?
中国でVPNを使う事は違法ですが、VPNを使用した事で摘発される様なことはあるのでしょうか?
結論としては、違法ではありますが、個人で使用している分には、摘発される可能性はほとんどありません。
ネットで調べてみたところ、実際に中国人の方が数千元の罰金を支払わらせたとう実例はある様ですが、外国人が摘発されたという実例は今のところ無い様です。
しかしながら、VPNを使用した海外サイトのスクリーンショットを中国のSNSで拡散したり、海外のSNSに中国政府の批判などを書き込むなどの行為は、摘発されるリスクが高い為に、絶対に避けましょう。
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中国でインターネットの規制が厳しい理由
前述した通り、中国では海外のWebサイトやWebサービスへのアクセスが規制されています。
具体的には、LINE、Googleサービス全般(YouTubeも含む)、Yahoo検索、Facebook、Instagram、Twitterなどへアクセスをする事ができません。
なぜ中国では、そこまでインターネットの規制が厳しいのでしょうか?
反政府活動や政府批判の抑制のため
海外のWebサイトには、中国政府に批判的な事を書いている記事も多くあります。
そういった記事を、中国で自由に閲覧される事は、中国政府にとって都合が良くありません。
また、特に強く規制をされているのが、海外のSNSです。
上記に記載をしたとおり、中国ではほぼ全ての海外のSNSの使用ができません。
現在のデモや暴動のきっかけは、SNSから始まる事が多く、海外のSNSを規制してその様なデモや暴動などを未然に防ぎたいという、政府の意図がみられます。
中国のSNSであれば、反政府的な内容が投稿された場合は、すぐに削除する事が可能です。
政府に都合の悪い内容を検索させないため
Google検索やYahoo検索が使えない為、中国では中国の検索サイトの百度が多く使われます。
中国の検索サイトであるため、中国政府に都合の悪い内容は検索できません。
政府の都合の悪い内容の検索をできなくして、国民が反政府的な思想を持たない様にしています。
中国のインターネット関連企業の保護・育成
インターネット関連企業は、今も昔もGAFA+Mをはじめとして、アメリカ企業が世界の最先端となっています。
そんなアメリカ企業に、世界最大のマーケットである中国で自由に競争をさせていた場合、アメリカ企業よりもだいぶ遅れをとっていた中国企業に勝ち目はありませんでした。
アメリカ企業をはじめとする海外企業をマーケットから締め出した事で、中国にも多くのインターネット関連企業が生まれて、大きく成長をしました。
特に規模も大きく有名なのが、BATHと呼ばれる下記の4社になります。
Baidu(百度/バイドゥ)
中国版Google。中国での検索最大手のサイト。
世界でも検索シェア2位となっています。
Alibaba(阿里巴巴/アリババ)
中国版Amazon。中国でのECサイトの最大手です。
クラウドサービスは、AmazonとMicrosoftに続いて世界3位のシェアを持っています。
Tencent(腾讯/テンセント)
中国版Facebook。中国版LINEとも呼ばている、WeChatの運営をしています。
ゲーム事業も強く、世界シェア1位2位を争っています。
Huawei(华为/ファーウェイ)
中国版Apple。スマホや基地局を製造しているメーカーです。
元世界2位、中国1位のスマホメーカーでしたが、アメリカからの半導体の制裁を受け、シェアを急激に落としています。
中国でVPNが使えないトラブルの解決手順(英語圏一次情報・2025-2026)
「先週まで使えていたのに今日突然つながらない」「エラーが出て何をしても接続できない」——中国滞在者のVPNトラブルは、2026年4月以降に接続失敗のパターン自体が変化しています。英語圏の一次ソース(VPN各社公式サポート・Freedom House・技術レビューサイト)を確認したところ、日本語記事ではほとんど紹介されていない解決手順と原因が複数確認できました。以下に出典付きで整理します(各データ確認日: 2026-05-25)。
中国本土においてVPNの個人使用は法的に灰色の領域にあります。外国人旅行者・在留者と中国籍の方ではリスクが異なります。本セクションは情報提供を目的とし、VPN利用を推奨するものではありません。利用は各自の判断と責任のもとで行ってください。
2026年4月「グレート・アンプラグ」以降のトラブル傾向変化
2026年4月1日以降、中国でのVPN接続失敗パターンは「特定サーバーIPのブロック」から「リレーサーバーの物理的な一斉遮断」へと変化しました。同じVPNサービスで別サーバーに切り替えても解決しないケースが急増しているのはこのためです。
relyvpn.com の2026年4月の報告(”April 2026: China’s Mass VPN Crackdown Explained”)によると、中国当局は2026年4月1日を実行日として、国内データセンターのリレーサーバー(主にShadowsocks・V2Ray・Trojan系プロトコル使用)を物理的に一斉遮断しました。
この遮断の背景として、当局は2025年5月頃から「プロキシサービスを購入してリレーサーバーの所在地を特定・リスト化する」下準備を進めており、4月1日が実行日になったとされています。その結果として以下のプロトコルは2026年4月以降、中国本土では事実上使用不能になりました。
- Shadowsocks(単体・難読化なし)
- V2Ray(標準構成)
- Trojan(標準構成)
- OpenVPN(標準・難読化なし)
- WireGuard(標準)
一方、TLS 1.3 ベースのネイティブな難読化機能を持つVPNについては接続実績が残っています。
また、同年3月には湖北省の警察が個人宅でVPN使用者を摘発した事例が報告されています。TikTokとXへのVPN経由アクセスで200元(約4,000円)の罰金、「VPNソフトを違法に登録・使用した」として500元(約10,000円)の罰金という2件の事例です。
- 出典: relyvpn.com — April 2026: China’s Mass VPN Crackdown Explained(確認: 2026-05-25)
- 出典: Freedom House — China Media Bulletin No. 121(Party Congress censorship & VPN crackdown)(確認: 2026-05-25)
政治的センシティブ期間の24〜72時間遮断パターン
全人代(3月)・天安門記念日(6月4日前後)・国慶節(10月1〜7日)・党大会(通常10〜11月)の前後は、普段使えているVPNが24〜72時間にわたって完全に遮断されることが確認されています。この期間中に「突然つながらなくなった」場合は政治的強化期間が原因の可能性が高く、1〜3日後に自然回復するケースもあります。
Freedom House の記録(China Media Bulletin No. 121)では、党大会・全人代・国慶節等の政治的センシティブ期間に GFW が集中的に強化される現象を継続的に記録しています。2022年10月の党大会前後には、TLS ベースの迂回ツールを利用する100件以上のユーザーが一斉にブロックを経験したと TechCrunch が報じました。
実際に遮断が強化される時期の目安は以下のとおりです。
- 全人代(両会): 毎年3月初旬〜中旬の約2週間
- 天安門記念日前後: 毎年6月4日を中心とした前後1〜2週間
- 国慶節: 毎年10月1〜7日(ゴールデンウィーク期間)
- 党大会前後: 開催年(5年に1度)の10〜11月
これらの期間前後にVPNがつながらなくなった場合は、サーバー・プロトコルを切り替えながら数日待つという対処も選択肢のひとつです。国慶節・党大会の前週には、ロサンゼルスまたはシンガポールのサーバーに事前接続して「未ブロック」を確認しておくことが推奨されています。
- 出典: Freedom House — China Media Bulletin No. 121(確認: 2026-05-25)
- 出典: TechCrunch — China censorship: VPN ban amid party congress(2022年党大会事例)(確認: 2026-05-25)
エラーメッセージ別の原因と最初の操作
VPNが中国でつながらない場合、表示されるエラーメッセージの種類によって原因が異なります。まず「何が表示されているか」を確認することがトリアージの起点です。
vpncentral.com の「NordVPN Not Working in China: 7 Tested Solutions To Fix It ASAP」および vpnalysis.com の ExpressVPN 中国検証レポートを参照して、エラー別の原因と初動操作をまとめました(確認: 2026-05-25)。
| 表示されるエラー | 主な原因 | 最初の操作 |
|---|---|---|
| Connecting… のまま停止 / Connection failed | 使用中のサーバー IP が GFW にブロックされている | 同じVPNの別サーバーに切り替える |
| Authentication failed | 認証サーバーへの到達自体がブロックされている | Obfuscation(難読化)をONにしてから再試行 |
| Could not connect to server | サーバーが物理的に遮断済み、またはプロトコル不一致 | プロトコルを OpenVPN TCP に変更してから別サーバーを選択 |
| Connected but no internet | VPN は繋がったが DNS リーク、またはサーバーが半遮断状態 | DNS リークテスト実施 → Kill Switch 確認 → 別サーバーへ切替 |
| アプリが起動しない / クラッシュ(iOS/Android) | VPN アプリ自体が GFW によりブロックされている | 入国前に IKEv2/IPsec の手動設定を完了しておく必要あり |
- 出典: vpncentral.com — NordVPN Not Working in China: 7 Tested Solutions To Fix It ASAP(確認: 2026-05-25)
- 出典: vpnalysis.com — ExpressVPN Not Working in China: How to Fix(確認: 2026-05-25)
主要VPN各社の中国向け公式トラブル対応(プロトコル切替手順)
NordVPN・ExpressVPN・Surfshark はいずれも中国向けのトラブルシューティングページを公式に整備しています。各社の復旧手順の核心は「WireGuard 系のデフォルトプロトコルをやめ、難読化対応の OpenVPN TCP(または相当プロトコル)に切り替える」ことです。
NordVPN: OpenVPN TCP + Obfuscated Servers への切替
NordVPN は中国向けサポートハブ(公式サポートセクション)を設け、OS 別に個別サポート記事を公開しています(確認: 2026-05-25)。
デスクトップ(Windows/Mac)の手順:
- NordVPN アプリ → Connection Settings(接続設定)を開く
- Protocol(プロトコル)を「OpenVPN TCP」に変更する
- ホーム画面に戻り「Specialty Servers」(特別サーバー)を選択
- 「Obfuscated Servers」を選択して接続
iOS / Android の手順:
- Profile アイコン → Settings → VPN Protocol を開く
- 「OpenVPN TCP」を選択
- ホーム画面に戻る → All Locations → Obfuscated を選択して接続
重要: NordLynx(WireGuard)は Obfuscation と非対応です。中国で NordVPN を使う場合は OpenVPN TCP への切替が前提になります。iOS/Android アプリは中国国内でブロックされているため、入国後のダウンロードは不可です。入国前に IKEv2/IPsec の手動設定を完了しておく必要があります。
- 出典: NordVPN 公式 — I can’t connect to NordVPN from China(デスクトップ)(確認: 2026-05-25)
- 出典: NordVPN 公式 — I can’t connect from China on iOS(確認: 2026-05-25)
- 出典: NordVPN 公式 — I can’t connect from China on Android(確認: 2026-05-25)
ExpressVPN: Automatic → Lightway TCP への切替順序
ExpressVPN の公式トラブルシューティング(Can’t Connect to ExpressVPN・確認: 2026-05-25)および第三者検証(gizmodo.com 2025年)に基づく推奨切替順序は以下のとおりです。
- まず「Automatic」のまま試す(ExpressVPN の自動選択)
- 動かない場合は「Lightway – TCP」を手動選択
- それでも動かない場合は「L2TP/IPsec」を試す
- 最終手段として「OpenVPN TCP」を選択
プロトコル変更後はアプリを完全終了してから再起動することで変更が確実に有効になります。接続に最大1分かかる場合があります(難読化処理の追加オーバーヘッドによる)。2025年を通じた広範なテストでは Lightway の稼働率 91% が報告されています(gizmodo.com 第三者検証)。
なお、ExpressVPN は「現在中国で最も成功率が高いサーバー」を公開情報にすると遮断対象になるという理由から、最新サーバーリストはライブサポート(24時間対応)に問い合わせる形を採っています。
- 出典: ExpressVPN 公式 — Can’t Connect to ExpressVPN(確認: 2026-05-25)
- 出典: Gizmodo — ExpressVPN China テスト(2026年)(確認: 2026-05-25)
Surfshark: OpenVPN TCP への手動切替で Camouflage Mode を起動
Surfshark の公式「中国からの接続」専用ガイド(Connecting from China・確認: 2026-05-25)の推奨手順は以下のとおりです。
- Settings を開く → Protocol → 「OpenVPN TCP」を選択(デフォルトの WireGuard/IKEv2 から変更)
- Camouflage Mode が自動的に有効化される(OpenVPN 選択時に自動 ON)
- 日本・シンガポール・米国西海岸のサーバーを選択して接続
- つながらない場合は3〜5個のサーバーを順番に試す
重要な制限: Surfshark の macOS 版は OpenVPN を未サポートのため、Mac では Camouflage Mode が使用できません。また WireGuard がデフォルトのままでは Camouflage Mode は自動起動しません——必ず手動で OpenVPN TCP に切り替えることが前提です。
第三者テスト(greatfirewallguide.com 2026年)では、WireGuard デフォルト時の成功率は 43% でしたが、OpenVPN TCP + Camouflage Mode 使用時は約 60% に改善しています。
- 出典: Surfshark 公式 — Connecting from China(確認: 2026-05-25)
- 出典: Surfshark 公式 — How to connect from countries with network restrictions(確認: 2026-05-25)
- 出典: greatfirewallguide.com — Surfshark 中国テスト 2026年(確認: 2026-05-25)
サーバー切替の効果と地域別の選び方
サーバー切替は「特定 IP のブロック」には有効ですが、2026年4月以降の「インフラ丸ごと遮断」型のケースには効果が薄い場合があります。地域別に見ると、速度面では香港が最速である一方、規制強化期には最初に遮断される傾向があり、東京・横浜が速度と安定性のバランスで最良とされています。
trustmyip.com の2026年版テスト(ホテル Wi-Fi・家庭用ブロードバンド環境)では、最良サーバーとして日本・シンガポール・香港(通常時)・ロサンゼルスが挙げられており、全体で70〜80%の接続成功率が報告されています(確認: 2026-05-25)。
| サーバー地域 | 通常時の接続速度 | 規制強化期の安定性 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 香港(Hong Kong) | 最速 | 48時間以内にブロックされやすい | 近距離だが規制強化時は真っ先に遮断対象に |
| 日本(東京・横浜) | 速い | 比較的維持される | 速度・安定性のバランス最良。バックアップの第1候補 |
| シンガポール | 速い | 比較的維持される | 香港の代替として推奨。強化期でも残りやすい |
| 台湾 | 速い | 政治的理由でブロックが強まる場合も | 通常時は有効だが政治情勢により変動 |
| 米国ロサンゼルス / サンフランシスコ | 遅め | 強化期でも動くことが多い | 規制強化期のバックアップ筆頭 |
| 米国東海岸(NY 等) | 遅い | 安定 | 速度が課題だが最終手段として有効 |
Freedom House の記録では、全人代・党大会・国慶節期間中に香港サーバーが最初にブロックされ、その後台湾・シンガポールへ拡大する傾向があると報告されています。日本・米国西海岸サーバーは規制強化期にも最後まで残りやすいとの複数の報告があります。
おすすめの備え方: 国慶節(10月1日)や党大会の前週に、ロサンゼルスまたはシンガポールのサーバーに事前接続して未ブロックの状態を確認しておくことが、現地での突然のトラブル回避に有効です。
- 出典: trustmyip.com — Best VPN for China: Still Works in 2026(確認: 2026-05-25)
- 出典: vpnpro.com — 8 Best VPN For China 2026(確認: 2026-05-25)
- 出典: Freedom House — China Media Bulletin No. 121(確認: 2026-05-25)
入国前準備の必須事項(「手遅れ」を避けるチェックリスト)
中国に入国してからVPNを調べて導入することは実質できません。空港 Wi-Fi に接続した瞬間から GFW が適用され、VPNプロバイダのウェブサイトも Google Play Store も App Store(VPNアプリ)もアクセス不可になるためです。渡航前の準備が唯一の対策です。
trustmyip.com および localnomad.club の中国渡航ガイド(確認: 2026-05-25)をもとに、入国前に完了しておくべき項目を整理しました。
- VPN アプリのインストール: iOS/Android とも入国後は VPN アプリの新規ダウンロードが不可(App Store は Apple の要請に応じて中国向けに VPN アプリを削除済み。App Store JP で購入済みであれば入国後もインストール可だが、新規は不可)
- IKEv2/IPsec の手動設定完了: アプリ経由で接続できない場合の保険として、入国前に IKEv2/IPsec の手動設定(サーバーアドレス・認証情報)を端末に登録しておく
- 2社のVPNを2台のデバイスに: 1社・1デバイスのみに頼るリスクを分散する。一方が遮断されても他方で接続できる体制を整える
- ログイン情報を紙に控える: 認証情報がクラウドメモにしかない場合、VPN接続前はアクセス不可になる可能性がある
- 接続確認テスト(入国前): TrustMyIP.com で VPN 接続後の IP が中国以外になっているかを出発前に確認する
- VPN プロバイダのサポートページ URL を保存: 接続できない際に参照する各社サポートページを、オフラインでアクセスできる形(PDF・スクリーンショット)で保存しておく
- 24時間ライブチャットサポートの確認: ExpressVPN 等は24時間対応ライブチャットを提供しており、現地でつながらない場合の最新サーバー情報を問い合わせることができる
- 出典: trustmyip.com — Best VPN for China: Still Works in 2026(確認: 2026-05-25)
- 出典: localnomad.club — China Great Firewall VPN Guide 2026(確認: 2026-05-25)
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中国でのVPN規制に関してよくある質問
中国でのVPN規制に関してよくある質問をまとめました。
- 2022年12月の大規模デモによるVPN規制の結果は?
- 現在はほぼ正常に回復しています。民衆の意見によって中国の封鎖体制も少し弱まり、VPNの規制も通常まで引き下げられています。
- 日本から中国へ無料でVPN接続できますか?
- 中国サーバーへ接続するためのアプリがいくつか存在します。どれも簡単に使える物なので、ぜひ試してみてください。
- 中国はネット規制が厳しいらしいけど、日本から中国のサーバーにVPN接続するのは犯罪なの?
- VPN接続自体は違法ではありません。ただし、中国政府が認定したVPNでネット接続をしなければ、規制の対象になる可能性が十分にあります。
先週まで使えたVPNが今日突然つながらない、なぜ?
2026年4月1日以降、中国当局が国内データセンターのリレーサーバー(Shadowsocks・V2Ray・Trojan系)を物理的に一斉遮断したことが主因のひとつです。
- 以前との違い: 以前は「特定 IP のブロック」が主流でしたが、4月以降はリレーサーバー自体が撤去されているため、同じ VPN の別サーバーに切り替えても解決しないケースがあります
- 政治的センシティブ期間の場合: 全人代・国慶節・天安門記念日等の前後は普段動く VPN が 24〜72 時間完全に遮断されることがあります。この場合は 1〜3 日後に自然回復するケースもあります
- まず確認すること: エラーメッセージの内容(上の表を参照)→ 政治的センシティブ期間かどうか → プロトコルの変更
(出典: relyvpn.com — April 2026 crackdown report / Freedom House — China Media Bulletin No. 121・確認: 2026-05-25)
「Authentication failed」エラーが出たら何をすべき?
「Authentication failed」は VPN アプリが認証サーバーへ到達する前にブロックされている状態です。最初の操作は難読化(Obfuscation)機能をONにして再試行することです。
- NordVPN の場合: プロトコルを「OpenVPN TCP」に変更 → Specialty Servers → Obfuscated Servers を選択(公式手順)
- Surfshark の場合: Settings → Protocol → OpenVPN TCP に変更(Camouflage Mode が自動 ON になります)(公式手順)
- ExpressVPN の場合: プロトコルを Automatic → Lightway TCP の順で切り替える(公式手順)
- それでも解消しない場合: 別の地域のサーバーに切り替える(東京 → シンガポール → ロサンゼルスの順が推奨)
(各社公式サポートページ・確認: 2026-05-25)
入国してからVPNアプリをダウンロードできる?
実質できません。空港 Wi-Fi に接続した瞬間から GFW が適用されるためです。
- Google Play Store: 中国国内で完全ブロック
- App Store(iOS): Apple の要請に応じて中国向けに VPN アプリを削除済み。App Store JP で購入済みのアプリは入国後もインストール可能ですが、新規のダウンロードは不可
- VPN プロバイダの公式サイト: 中国国内からアクセス不可
- 唯一の対策: 出発前に VPN アプリをインストールし、IKEv2/IPsec の手動設定を完了させておく。2社・2デバイスに分散させることを推奨
(出典: trustmyip.com / localnomad.club・確認: 2026-05-25)
よくある質問(FAQ)
中国でVPNは違法?
中国政府が認可していないVPNの使用は法律上グレーゾーンです。外国人観光客・ビジネスマンが個人利用する分には、現状摘発されたケースはほとんど報告されていません。ただし、法的リスクがゼロではないことを理解した上で利用してください。
無料VPNは中国で使える?
無料VPNの多くは中国のグレートファイアウォールによって検出・ブロックされます。中国で実際に使えるVPNは、難読化技術(ステルスプロトコル)を持つ有料VPNに限られることがほとんどです。
渡航後にVPNを入れることはできる?
VPNのダウンロードページ(App Store・Google Playなど)自体がグレートファイアウォールで制限されていることがあります。必ず渡航前にVPNアプリをインストールし、接続テストをしてから出発してください。
中国でLINEは使えない?
LINEはグレートファイアウォールの規制対象です。VPNなしでは不安定または使用不可です。VPNを使えば接続できます。ただし、中国のモバイル回線(中国SIM)では繋がりにくい場合もあります。
中国で使えるVPNの条件は?
中国で安定して使えるVPNの主な条件は①難読化技術(ステルス機能)を持つ、②サーバーが日本・香港・シンガポール等に多数ある、③GFW対策のためのプロトコルを定期更新している、の3点です。
テザリング中はVPNが切れる?
iPhoneでテザリングを行うと、VPN接続が切れることがあります。これはiOSの仕様です。テザリング中にVPNが必要な場合は、接続し直すか、ルーター型VPN機器の利用を検討してください。
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中国でVPNは違法?
中国政府が認可していないVPNの使用は法律上グレーゾーンです。外国人観光客・ビジネスマンが個人利用する分には、現状摘発されたケースはほとんど報告されていません。ただし、法的リスクがゼロではないことを理解した上で利用してください。
無料VPNは中国で使える?
無料VPNの多くは中国のグレートファイアウォールによって検出・ブロックされます。中国で実際に使えるVPNは、難読化技術(ステルスプロトコル)を持つ有料VPNに限られることがほとんどです。
渡航後にVPNを入れることはできる?
VPNのダウンロードページ(App Store・Google Playなど)自体がグレートファイアウォールで制限されていることがあります。必ず渡航前にVPNアプリをインストールし、接続テストをしてから出発してください。
中国でLINEは使えない?
LINEはグレートファイアウォールの規制対象です。VPNなしでは不安定または使用不可です。VPNを使えば接続できます。ただし、中国のモバイル回線(中国SIM)では繋がりにくい場合もあります。
中国で使えるVPNの条件は?
中国で安定して使えるVPNの主な条件は①難読化技術(ステルス機能)を持つ、②サーバーが日本・香港・シンガポール等に多数ある、③GFW対策のためのプロトコルを定期更新している、の3点です。
テザリング中はVPNが切れる?
iPhoneでテザリングを行うと、VPN接続が切れることがあります。これはiOSの仕様です。テザリング中にVPNが必要な場合は、接続し直すか、ルーター型VPN機器の利用を検討してください。
まとめ
今回は、中国でのインターネット及びVPNの規制についてまとめました。
改めて内容を要約します。
- 中国ではVPNは規制されている。
- VPNが規制はされており違法ではあるが、特に外国人が摘発される恐れはほとんど無い。
- 中国では、反政府的な活動の抑制及び、自国のインターネット関連企業保護のために、インターネットが厳しく規制されている。
ぜひ安心してVPNをつかってくださいね。
人気VPNサービスを比較
| 名称 | ExpressVPN | NordVPN | かべネコVPN | セカイVPN | スイカVPN | ミレンVPN | 良之助VPN | SurfsharkVPN | CyberGhostVPN |
| おすすめ順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 |
| 使いやすさ | |||||||||
| ユーザー数 | |||||||||
| 通信速度 | |||||||||
| 動画配信対応 | |||||||||
| 中国対応 | |||||||||
| 同時接続数 | 最大14台(Basic/Advanced/Proで10/12/14) | 最大10台 | 4台 | 3台 | 最大50台(※方式・サーバーで制限あり) | 無制限(同時接続制限撤廃) | 2台 | 無制限 | 7台 |
| スマホ/PC/タブレット | |||||||||
| iOS/Android | |||||||||
| セキュリティ | |||||||||
| サポートの雰囲気 | |||||||||
| 日本語サポート | |||||||||
| 料金(1ヶ月) | 約$12.95〜19.99(約2,000円前後) | 約$11〜14(約1,700〜2,000円前後) | 880円(税込) | 1,100円(税込) | 約950〜1,045円(税抜) | 1,738円(税込) | 約1,000円前後 | 約$15.45(約2,300円前後) | 約$12〜13(約1,800〜2,000円前後) |
| 料金(12ヶ月) | 約$3.99〜7.19/月(約1,000円前後) | 約$4〜6/月(約600〜900円前後) | 480円/月(年間5,760円) | 1,100円(税込) | 割引あり(約825円/月) | 約594円/月 | 約1,100円/月 | 約$2.99/月(約450〜500円) | —(12ヶ月プランなし) |
| 料金(2年/24ヶ月〜) | 長期契約で割安(最新の料金は公式申込画面でご確認ください) | 約$3〜4/月(約400〜600円前後) | —(2年プランなし) | 1,100円(税込) | 約878円/月 | 約396円/月 | —(2年プランなし) | 約$1.99/月(約300〜400円) | 月額約240円(2年+2か月プラン・2026年6月時点) |
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| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |

